投資の力強い成長 2
高金利が持続しており、恐らく最も重要なことは、需要の長期的成長に与える経済政策の影響についての疑念が、投資家をためらわせるのではないかと言うことです。
総需要の力強さ如何は、経済政策が、十分に拡大的であると共に、インフレ抑制あるいは経済における民間部門の役割強化と言った他の目標も達成できるかどうかにかかっています。
さて、現在の世界経済情勢にはいくつかの積極的側面もみられます。
アジア開発途上国のいくつかは、世界的景気後退に直面しても、力強い成長能力を有していることを示しています。
東欧の中央計画経済国も、一層悪化した国際収支困難に対する調整にかなりの成功をおさめています。
ほとんどの先進市場経済国において、インフレは鎮静化しており、景気も回復途上にあります。
しかし、現状には大きい欠陥と危険があります。
先進市場経済国における投資と成長の持続的回復見通しは、それら諸国の政策スタンスによっておびやかされています。